長嶋伝説
長嶋茂雄に関しては
「脳にエラーがあるんじゃないか」という意味のことまで
養老孟司が言ってましたね。
真偽は知りませんけどね。
そして現役時代の偉業や存在感についてもよく知ってる訳ではないです。
でもあの突き抜けたような「明るさ」という要素については
それのみでも
「いわゆるひとつの才能」であるのかもしれませんね。
その分野での実績や人気もないのに、その「明るさ」ばかり真似ても、
おかしな人と思われてしまうかもしれませんが、
暗い印象よりはずっとマシだと思えます。
倒れてしまって、ずっと身体が不自由な状態も長く続いてる訳ですが
それについて周囲や大衆に気を使わせる配慮をするという以前に、
そういった面でも暗さを感じさせない「明るさ」というのは
やはり稀有な才能なんでしょうね。
人間は少しは暗い面もあるべきだと思ってた私は未熟でした。
明るさは善!
長嶋茂雄80歳。ビートたけしとテリー伊藤はスーパースターをこう語る - エキレビ!(3/3)
>《長嶋は人をワクワクさせる天才だった。それはプレー以前に、あの話し方や表情、楽しくてたまらないといった感じの笑顔が、人を楽しい気持ちにさせたのだ》
この「人を楽しい気持ちにさせた」という部分では、ビートたけしも《長嶋さんっていう人は、自分の見せ方と見せ場をよく知っている》として、完全に勝っている試合ではわざとエラーをしていた、と振り返る。
そして、この「わざとエラーする」という行為は、芸の世界で当てはめてみるととても難しいことであり、ジャグリングと一緒だ、と展開する。
《長嶋さんがわざとエラーするにしても、本当に一生懸命やった感じでエラーしてみせるのは、ジャグリングという伝統芸と同じ見せ方ができなきゃいけない。やっぱり、すごいんじゃないかな》