タカタ終了か?
これ狙い打ちにされたという「話」も一応あるようだね。
例のトヨタ・バッシングでのリコール嵐と同じような事情。
日本車メーカーを直接狙わなくとも、結局はその部品のシェアなどを奪えば
日本車メーカーの市場の一角を広い意味で、削り取って利益とする事ができる。
ここでその確固たる証拠を挙げる事はできないので、
「陰謀論」だとされそうなのでこのくらいにしておくが、
結果として起こることは、上記のようなものではあるね。
タカタという企業は、同族経営的で、それらによる歪さを持っていて
それで狙われやすかったという要素もあるかもしれない。
しかし世界的大企業でも、そういった一部の占有的なものとなってるような組織は多数あるんだけどなぁ・・。
こういった「陰謀論」的憶測が、もしも「事実」であったとしても、
実際にここからの巻き返しというのは、非常に困難だろうね。
いわゆる「打つ手なし」状態に近い。
タカタ救済にどの大手メーカーも手を上げないのは、
「飛び火」するのを恐れてるんだろうな。
こんなに巨額賠償がきそうだと、どこも救済名乗りは避けるだろうから。
支援者が周囲から一斉に逃げ出すという状態は、理由や原因がどうであれ、厳しいよ。
どうにもならなくなってきた可能性が高い。
あらゆる製造メーカーで、欠陥品皆無にしてしまうというのは事実上不可能。
企業体の運営や業務にしても、ミスを皆無にするという事は不可能。
それでその少数の欠陥品やミスの対応を間違えると、
簡単に大企業丸ごと潰せたりもするわけだ。
最も熾烈な情報戦や潰し合いをやってるのは、
今や政府間よりも、産業界であろうから、
国家の司法判断による制裁と結びつけて「作戦」実行すれば
巨大企業でも簡単に、破綻させることができる。
全く恐ろしい世界になったものだ。
一応、無責任にも、
「タカタ、頑張れ!」 とは言っておくけどね。
タカタ、自動車メーカーに財務支援要請へ (読売新聞) - Yahoo!ニュース
>欠陥エアバッグのリコール(回収・無償修理)問題に揺れる自動車部品大手タカタは、自動車メーカー各社に対し、財務上の支援を要請する方針を固めた。
各社がリコールに要した費用をタカタに請求すると、国内分だけでも数千億円規模の負担になる可能性があり、打撃が大きい。タカタは各社の同意を取り付けたい考えだが、難色を示す声もあり、交渉は難航しそうだ。
タカタがドイツの研究機関に委託している調査の結果は2月上旬にもまとまる。エアバッグの異常破裂は高温多湿地域でエアバッグを膨らませるのに使うインフレーター(ガス発生装置)の火薬が水分を含むなどして、爆発の威力が強まったと結論づける方向だ。