富裕層の趣味
体を酷使するってのは、脳内麻薬的にドラッグと同じ。
合法なので、誰も文句いわないけどね。
富裕層の趣味はアート、トライアスロン……経営との共通点 資産10億超「スーパーリッチ」のデータファイル【5】消費パターン:PRESIDENT Online - プレジデント
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その意味で興味深いのが、超富裕層を含む若手経営者の間でひそかなブームを呼んでいるトライアスロンだ。水泳、自転車、長距離走という3種のスポーツをいっぺんにこなす過酷なレースで、オリンピック・ディスタンスと呼ばれる短いコースでさえ合計51.5キロを走破しなければならない。
国内外いくつもの大会に30代から50代のオーナー経営者が何人も参加し、タイムを競う。創業経営者のほか大企業の2代目、3代目も含まれ、女性の姿もある。
なかには、トライアスロン以上に過酷なレースを求める人もいる。たとえば自ら創業した会社を上場したばかりのある30代経営者は、オリンピック・ディスタンスからはじまり、226キロの長距離レースを完走。その後、モロッコの砂漠を1週間かけて走りきる、世界一過酷とされるサハラマラソンに挑戦した。
マラソンやジョギングではなく、トライアスロンや砂漠のマラソンを選ぶ時点で、「健康のため」「走るのが好き」という一般的な理解をすでに超えている。ある経営者は、トライアスロンの意義について「到達不可能なくらいの目標にチャレンジすること」と表現した。それを繰り返すことで、仕事での成功のイメージを体に刻み込むことができるのかもしれない