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まずは親を超えなさい! 苫米地英人著 を読む:気に入った本:So-netブログ
●脳の情報処理能力は大したことない
・大した働きを持っているように見せかけるのが非常にうまい
(脳が本気で動くと莫大なエネルギーを消費する⇒RASによる手抜き)
・私たちの世界は過去の記憶によって成り立っている
1.今見ているものは本当に見ているわけではなく見たつもりになっている
2.見たつもりの世界は視覚、聴覚などすべての感覚の記憶を利用することで
成り立っている
3.何を見るかは昨日までの自分の判断で決められている
RAS(模様体賦活系)フィルターによる情報の遮断です。つまり人間は、自分が興味を持ったものしかRASフィルターを通らず、その限られた情報で自分の世界を構築しているということです。はたから見ると「指向性マイクと狭画角のビデオによる映像」を見ているにも関わらず、自分はすべてを見て、すべてを知っているような気になっているということです。したがって、自分の興味範囲外のものには必ずスコトーマ(心理的盲点)ができるということのようです。
また、脳の画像情報処理は、一度メモリーに入った過去の画像を使って脳の中で現在の情景を創り出しているということです。過去の画像を見ているにも関わらず、自分は現在の情景を見ていると思い込んでいるのです。
●人間は過去の中に生きている
・現実世界は記憶によって成り立っている
⇒マインドを変えれば違う物理的現実世界が見えてくる
そして、Dr.佐藤の「口ぐせ理論」と同じことを述べています。やはり、脳科学的には口ぐせが非常に重要だということを改めて認識しました。
●セルフイメージ(自我)
・セルフトークがセルフイメージを創る
⇒ささいに思えるセルフトークが強烈なインパクトを持つ
⇒効果的なセルフトークで新しいセルフイメージが作られる
・他人の意見でもセルフトークと同じ効果がある
⇒誰の意見を聞くかが重要