長嶋伝説
長嶋茂雄に関しては
「脳にエラーがあるんじゃないか」という意味のことまで
養老孟司が言ってましたね。
真偽は知りませんけどね。
そして現役時代の偉業や存在感についてもよく知ってる訳ではないです。
でもあの突き抜けたような「明るさ」という要素については
それのみでも
「いわゆるひとつの才能」であるのかもしれませんね。
その分野での実績や人気もないのに、その「明るさ」ばかり真似ても、
おかしな人と思われてしまうかもしれませんが、
暗い印象よりはずっとマシだと思えます。
倒れてしまって、ずっと身体が不自由な状態も長く続いてる訳ですが
それについて周囲や大衆に気を使わせる配慮をするという以前に、
そういった面でも暗さを感じさせない「明るさ」というのは
やはり稀有な才能なんでしょうね。
人間は少しは暗い面もあるべきだと思ってた私は未熟でした。
明るさは善!
長嶋茂雄80歳。ビートたけしとテリー伊藤はスーパースターをこう語る - エキレビ!(3/3)
>《長嶋は人をワクワクさせる天才だった。それはプレー以前に、あの話し方や表情、楽しくてたまらないといった感じの笑顔が、人を楽しい気持ちにさせたのだ》
この「人を楽しい気持ちにさせた」という部分では、ビートたけしも《長嶋さんっていう人は、自分の見せ方と見せ場をよく知っている》として、完全に勝っている試合ではわざとエラーをしていた、と振り返る。
そして、この「わざとエラーする」という行為は、芸の世界で当てはめてみるととても難しいことであり、ジャグリングと一緒だ、と展開する。
《長嶋さんがわざとエラーするにしても、本当に一生懸命やった感じでエラーしてみせるのは、ジャグリングという伝統芸と同じ見せ方ができなきゃいけない。やっぱり、すごいんじゃないかな》
感情から自由になる
激怒しそうな時でも、このように距離と時間を離れて
遠景として客観視すれば、感情から自由になれるということですかね。
しかしこの記事については、いわゆる他人事なので
そういった客観視というのが割りと簡単に可能になってるのであって・・・
現実にはなかなか難しいでしょうね。
この選手はそういう意味では、達観できてる優れた人格なのでしょう。
見習えるかどうか知りませんが、
シンプルでわかりやすいので、貼っておきます。
【G大阪】“今季初の大誤審”に丹羽が猛抗議。顔面ブロックがPK判定となり、「審判も(誤審を)認めていた」 (SOCCER DIGEST Web) - Yahoo!ニュース
>ボールが当たったのは手ではなく顔という点だった。その状況について、本人はこう説明する。
「顔面に(ボールが)当たって、顔が思いっきり赤く腫れてて……(笑)。ヤットさんにも『赤く腫れてるでしょ?』って。(主審の)飯田さんにも言ったら、ちょっと笑ろてまうぐらいの感じで赤くなっていて」
試合後に審判団と言葉を交わし、わだかまりはないという。「人間なのでミスはあると思いますし、僕らもサッカーはミスのスポーツだと思っている」と理解を示す。そして、「(PK判定を受けた後)自分のなかで切り替えてやれていた」と胸を張った。
>「こういうタイトルマッチというか、ビッグゲームでこういうことが起きてしまったのは事実。今後こういうことが起こらないように、日本サッカー界として考えていけばいい。僕がそのきっかけになれればいいかな、というぐらいの感じ」と、清々しい表情で語る。
さらに、サッカー少年の未来まで見据えて、こう続けるのだ。
やる気まとめ
これもよく出来たまとめ。
それを貼れば済むという話ではないのだが
後で参照するために貼っておきます。
その「後で・・・」ってのが駄目なんだよね。
いやまあそうなんだろうけどさぁ・・
こういうのを伝説というのかな・・・
なんでんかんでん川原社長 「借金5億円」への転落と復活 (NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース
ちょっと盛ってませんか?
と言いたくなりますが、話半分としても伝説。
ほぼ全て本当なら、もっと真の伝説。
しかしそのように「伝説」であったために
経営的判断を誤った、もしくは遅らせてしまったとも言える訳です。
飲食店系などでよくある話かとも思いますが、
やはりなかなか含蓄ありますね。
なんでんかんでん川原社長 「借金5億円」への転落と復活 (NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース
>川原:一言で言うと「時代が変わった」んですね。夜間の車相手の場所が時代にそぐわなくなったんですね。住宅地で駅まで遠いし、周囲に何もない。オープンした29年前は、車に乗っていた若者は深夜も活発に動きまくっていました。景気も良かったし、場所柄、車でしか来れません。10年ほど前から飲酒や駐車の取り締まりが厳しくなって、だんだん深夜の車が減っていって、若い人は携帯電話などの支払いの負担も大きく、深夜出歩かなくなったんですね。もっと早く時代の流れについていけばよかったんですが、それでも、まだ大丈夫だと、創業の地に未練があって、客足が減っても動かなかったんです。
――もっと早く店の場所を移せば、本店は続けられていた?
川原:それはわかりません。でもそこで成功して、毎晩1000人を超える行列ができて、路上駐車も凄く“なんでんかんでん渋滞”と言われました。騒音、においの問題もあって、毎晩50回を超える110番がありました。パトカーが来る度にお客様はラーメンの箸を止めて車を移動、結局戻って来ずに無銭飲食も相次ぎました。
警察は、なんでんかんでんだけの為に中央分離帯にフェンスを設置、車線まで書き換えました。それでも違反が相次ぎ、警察は取り締まりを強化、半年間に渡って営業時間中、店前にパトカーを常駐させました。その間の売り上げは10分の1以下にまで落ち込みました。嘘みたいな話ですが、本当です。この地から全国にラーメンブームを発信したという自負があります。本当に、あの場所に未練があったんですね。
良くも悪くも、伝説を作ってきたあの場所ですからね。そうした未練がましさを持っていると、ビジネスはうまくいかないんですね。
これは耳が痛い。
まったくその通り!
しかしそういった安定してそうな極く部分的に当てあまる方式も
いつか突然に通用しなくなったりもします。
そういった時に限って、その法則どおりにかなりな額を入れてたりしてね。
それから、そういった「自覚」につていも、
途中で気づかない内に、それを失ってるという事も多いしね。
わざわざ言うまでもないでしょうが、「感情」の要素が大きいですね。
「感情の要素など最初から完全に殺してる」と決め込んでる人もいるでしょうが、
実はそういった「思い込み」をしてる方が
後にその「感情」にしっぺ返しを食らいやすいようですよ。
習慣化するために・・・・
ああ、これもとっても有用ですね。
よってハリコ。
早速「明日から」やってみよう!
おっと、その「明日から」ってのがダメダメなんだよ!
条件悪くして進化
何といいますか、ダーウィンは正しかったというべきか。
逆境によって更に進化するというのはこのことでしょうか。
しかしダーウィンは獲得形質の遺伝なんてのは言ってませんので
「これとは関係ないな」と言われれば確かにそうですけどね。
まあそういった話は別として、
「条件悪くしてみてよ」
それで本質が見えてくるし、やる気も向上心も湧き上がってくるから
と言われてるようで、感心しました。
・・・しかし感心してばかりではいけないですよね。
それこそ優先すべき課題か。
高梨沙羅女王奪回、初心返り地獄の基礎練で飛距離増 (日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
>初心に立ち返った。昨季は助走路の滑りが狂って個人総合3連覇を逃した。「課題が多すぎて何から手をつけていいのか頭の中がごちゃごちゃ」という中、春に助走姿勢の改善に乗り出した。振動する機器やパチンコ玉の上に板を乗せ、あえて不安定な助走姿勢を組む。短い時間で板がぐらつかないような位置に足を置けるか。幼少の頃のように基本練習を繰り返した。さらに「逃げたくなるほどつらい」という体幹トレーニングで土台が安定。助走速度をロスなく台に伝えることができ、飛距離が飛躍的に伸びた。