はりこ~

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こういうのを伝説というのかな・・・

なんでんかんでん川原社長 「借金5億円」への転落と復活 (NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース

 

  ちょっと盛ってませんか?

  と言いたくなりますが、話半分としても伝説。

  ほぼ全て本当なら、もっと真の伝説。

 

  しかしそのように「伝説」であったために

  経営的判断を誤った、もしくは遅らせてしまったとも言える訳です。

 

  飲食店系などでよくある話かとも思いますが、

  やはりなかなか含蓄ありますね。

 

 

なんでんかんでん川原社長 「借金5億円」への転落と復活 (NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース

>川原:一言で言うと「時代が変わった」んですね。夜間の車相手の場所が時代にそぐわなくなったんですね。住宅地で駅まで遠いし、周囲に何もない。オープンした29年前は、車に乗っていた若者は深夜も活発に動きまくっていました。景気も良かったし、場所柄、車でしか来れません。10年ほど前から飲酒や駐車の取り締まりが厳しくなって、だんだん深夜の車が減っていって、若い人は携帯電話などの支払いの負担も大きく、深夜出歩かなくなったんですね。もっと早く時代の流れについていけばよかったんですが、それでも、まだ大丈夫だと、創業の地に未練があって、客足が減っても動かなかったんです。

――もっと早く店の場所を移せば、本店は続けられていた?

川原:それはわかりません。でもそこで成功して、毎晩1000人を超える行列ができて、路上駐車も凄く“なんでんかんでん渋滞”と言われました。騒音、においの問題もあって、毎晩50回を超える110番がありました。パトカーが来る度にお客様はラーメンの箸を止めて車を移動、結局戻って来ずに無銭飲食も相次ぎました。

 警察は、なんでんかんでんだけの為に中央分離帯にフェンスを設置、車線まで書き換えました。それでも違反が相次ぎ、警察は取り締まりを強化、半年間に渡って営業時間中、店前にパトカーを常駐させました。その間の売り上げは10分の1以下にまで落ち込みました。嘘みたいな話ですが、本当です。この地から全国にラーメンブームを発信したという自負があります。本当に、あの場所に未練があったんですね。

 良くも悪くも、伝説を作ってきたあの場所ですからね。そうした未練がましさを持っていると、ビジネスはうまくいかないんですね。